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気になる!知りたい!FCI質問回答集

このnoteでは、これまで生徒・保護者の皆さまから寄せられたFCIに関する疑問についてまとめています。随時更新していきます。

▼FCIの全体像についてはこちらの記事もご覧ください。



【入試について】

■推薦入試、一般入試の合格者割合について教えてください

非公開ですが、一般的な高校同様に、一般入試の方が多くなる想定です。

■合格者の男女比について教えてください

特に定めはありません。

■合格者の県外・県内比について教えてください

特に定めはありません。

■もし推薦入試で残念な結果となった場合には、一般入試で再度挑戦することはできますか?

もちろん可能です。一般入試の他の出願者と同様に合否を判断します。エッセイ等の提出書類については、推薦入試でご提出いただいたものをそのまま使用しても、新たにご用意いただいても問題ありません。

■学力試験を実施しない入試では、なにをもって合否を判断されるのでしょうか?

入試については、FCIが大切にしている正解のない問いに臨む態度や、人生の価値・人間の価値が何かを常に思考し考え続けていくことを重視し、ヒストリック・キャプテンに足るべき素養を確認することに重きを置いています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

■今の段階である程度、ヒストリック・キャプテンシップの芽がある子ではないと合格は難しいのでしょうか?

素養は確認しますが、現時点でヒストリック・キャプテンシップの一定レベルを求めるというわけではありません。
入試では、FCIで実現したいことや入学したいという思いを、ぶつけていただければと思います。

■理念に沿う人材が少ない場合は、定員割れという可能性もあるのでしょうか?

残念ながら理念に沿う人材が少ない場合には、定員割れという可能性もあると考えています。

■中学校の成績や出席日数が厳しい場合は、合格は難しいのでしょうか?

入試の際には在籍の中学校から調査書を提出いただきますが、これはあくまで在籍確認のために使用するもので、出席率や特定のレベルを求めるものではありません。

【授業について】

■今までの学び直しができるシステムはありますか?

FCIの入試では学科試験を実施しないため、様々なレベルの学力を持つ生徒が同じクラスに存在することを想定しています。

さかのぼって学びたい生徒、より先の単元を学びたい生徒、中には基礎の習得に課題がある生徒もいるかもしれません。

FCIでは生徒一人ひとりの学ぶ意欲を引き出し主体性を尊重するため、先生が教科書を用いて全員一斉に行う授業形式ではなく、個々人の進度に合わせた個別最適な学びを提供します。

それぞれが教科書やAI教材を使い、課題に応じて先生のサポートを受けながら、自分なりのペースで学んでいきます。

■1学年の人数とクラス数はどれくらいですか?また担任教員は何人ですか?

1学年40名×2クラスの計80名です。クラスとはいっても、決まった担任の先生がいるわけではありません。

一人の先生が40名の生徒一人ひとりにしっかり向き合うことには限界があります。何より多様な大人たちが成長を見守る環境は、子どもたちが自律するためにも大切だと考えています。

FCIではさまざまな教科で関わる先生が、それぞれの視点で一人ひとりに向き合う、全員担任制をとります。

また先生以外にも相談できる大人として、スクールカウンセラーが皆さんの悩みに寄り添う環境も整えています。カリキュラムパートナーである「エール株式会社」と連携して、第3の大人とのオンラインの1on1も実施します。

■学期毎に定期テスト等は実施予定ですか?また、成績表などはありますか?

FCIでは定期テストは実施しません。その代わりに、教科ごとの単元(学習のまとまり)ごとに行う「単元テスト」を実施してつまづきを発見しながら、学習進度をその都度確認していきます。

成績については、ヒストリック・キャプテンシップが身についたかどうかというFCI独自のマインド・スキルセット、学習に対する姿勢や意欲などと、基礎学力の習得度合いを総合的に組み込んだ、独自のルーブリック評価で学びの到達度を確認します。

誰かと比較した相対評価ではなく、自分自身がどう問いに向き合って、アクションしたか。どういった問いを立てて取り組んだか。振り返りながら変化を追いかけ、どう成長したのか。ヒストリック・キャプテンに近づいているのかを評価の軸に置く予定です。

■授業についていけなかった場合、何か対策はありますか?

学校側から「あなたは理解が足りないから補習」というように、追加で学習の場を用意することは考えていません。一方で生徒自身に学びたい意欲がある場合には、もちろん必要に応じて個別指導や場合によっては補講の場を提供します。

■進級するための条件はどのようなものですか?一般的な高校と同じく留年はありますか?

文科省のルールに則ったうえで出席日数などで判断しますが、個々の事情に応じて柔軟に対応する想定です。

人によって得意なこと、不得意なことは全く異なります。その前提に立ったうえで、テストの点数以上に、学習に対する意欲や姿勢を考慮します。

■一般教科と特別なカリキュラムとの割合を教えてください

授業は一般教科・特別教科・演習教科に分けられます。
・一般教科:国語/英語/数学/理科/社会/保健体育(スポーツ)/美術(アート)/情報/家庭科
・特別教科:ヒストリック・キャプテンシップ養成講座/ヒューマンディベロップメントプログラム/里山未来共創探究ゼミ
・演習教科:抽象化力養成講座/編集力養成講座/金融リテラシー養成講座など上記2つを横断するプログラム

特別教科は3年間にわたって実施するもので、一般教科と演習教科は1年目に比重を置いて実施することを想定しています。また2年次以降は選択教科も設ける予定です。

■午後の里山スタジアムでの活動はどんなことを予定していますか?

午後は里山スタジアムに限らず、さまざまな連携先のもとに出かけ、フィールドワークを中心とした実践に取り組みます。

1年生のカリキュラムスケジュール(案)※曜日などは仮です

学校外での授業の一つがFCIの独自授業「里山未来創造探究ゼミ」です。ゼミでは少人数で地域の連携企業を訪ね、ワークショップや実業体験を実践。リアルな社会で何が起きているのかを肌身で知り、社会に何が必要なのか自分自身が何に興味・関心があるのかを探っていきます。

里山スタジアムを運営するFC今治(株式会社今治.夢スポーツ)は、「里山未来創造探究ゼミ」の連携企業のひとつです。

里山スタジアムはサッカー場ですが、それだけではありません。サッカースタジアムを核に地域と人がつながり、人々の感性を呼びおこす。さまざまな世代の人が集い、にぎわう場所になるように、いろんなアイディアが集まり、日々進化を続けています。

里山スタジアムをフィールドにしたゼミでは、FC今治のスタッフと一緒にスタジアムの集客のために何ができるかを考えたり、カフェの売上向上のための施策を考えたりと、実践を伴うさまざまなプロジェクトを予定しています。

また、野外体験教育を実践する授業「ヒューマンディベロップメントプログラム」の一つの授業として、里山スタジアムで畑を作るなどの農業体験も今後予定しています。

■野外体験活動の具体的な内容を教えてください。

野外体験教育はFCIの独自授業「ヒューマンディベロップメントプログラム」の授業として実施します。具体的な内容は下記のnote記事をご覧ください。

■一般教科についてはどのように学びますか?

一般教科は原則、一斉授業ではなく、それぞれの学びの進度に合わせて個別最適な学びを提供します。例えば学習進度別に選択制で複数のクラスを用意するなど、生徒が自分に合った学び方を自分で選ぶスタイルです。

■必修の体育はどのように学びますか?基本的に運動は苦手なんですが大丈夫でしょうか。

体育はFCIが力を入れている授業の一つです。しかしこれは、特定の競技に対するスキルを身に着けたり、スポーツの技術を磨くものということではありません。

FCIではスポーツを通した考え方や成長がヒストリック・キャプテンシップに大きく影響すると考えています。
そのため月に1度、アスリートやプロダンサーなどのレジェンドを招いて、競技に向き合ってきた熱意や姿勢、またそれらを通して得られたことや獲得した強いマインドなどについて、特別講義をしてもらいます。

同時に心身のタフネスは、これからの世の中を生き抜き、リーダーとして社会を変えていくヒストリック・キャプテンには必要な素質です。

通常の体育の授業では、自分の体と向き合い体力をつけ、健康・安全に生きていくのに必要な身体能力や知識を身に着けることを目的に、球技やその他競技に取り組みます。運動が苦手でも全く問題ありません。自分のできる範囲で、楽しみながら取り組める環境を用意します。

■過去の不登校経験や障害などがある場合、入学は難しいですか?

授業に出席でき、学内や寮での共同生活に支障がない限り、障壁となることはありません。入試の際には在籍の中学校から調査書を提出いただきますが、これはあくまで在籍確認のために使用するもので、出席率や特定のレベルを求めるものではありません。

【学校生活について】

■髪型は自由ですか?

学校生活を送るうえで「ふさわしい髪型」であれば、特に問題はないと考えています。学校として、「こうあるべき」という規律を押し付けるつもりはありません。生徒の皆さん、先生、地域の皆さんなど、関わるみんなが納得できるルールを、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

■学校在学中にバイクの免許を取得し、バイク通学は可能ですか?

生徒の皆さんの安全面を考慮し、現在慎重に検討を進めています。決まり次第お知らせします。

■バイトは申請すれば可能ですか?

学業に支障のないように、一定の条件を設ける可能性はありますが、基本的には可能です。今治市内の企業やパートナー企業などの仕事は紹介できる環境を整えたいと考えています。

■入学後、保護者との連絡手段はどうなりますか?

離れていてもお子様の様子を適宜確認でき、保護者の方の安心に繋げられるようなツールの導入を予定しています。

■スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは配置されますか?

はい、配置予定です。

■2学期制になりますか?長期休みはありますか?

はい。4月から9月までの前期と、10月から3月までの後期からなる2学期制です。長期休みは一般的な学校と同じく、夏休み、冬休み、春休みがあります。

■長期休みや週末の帰省は可能ですか?また、長期休みに寮で過ごすことはできますか?

可能です。
長期休みについては一部寮のメンテナンス等のために閉鎖する期間があります。その間は帰省等をお願いする場合がありますが、難しい場合は個別に相談に応じます。

■体育祭や文化祭、修学旅行など学校行事はありますか?

一般的な高校同様、実施を予定しています。
修学旅行は、3年次に海外への研修旅行として予定しています。学校側が用意するものではなく、生徒の皆さんでどこに行くのか、どのくらい行くのかも含めて、海外インターンを手掛けるパートナー企業「タイガーモブ」と連携しながら、ゼロから考えてもらいます

旅行企画を通して、それぞれが主体性を発揮し、クラスの多様なメンバーの意見からどう最終結論を導き出すのか。海外研修に行くだけでなく、創るところからが学びのチャンスであり、一つの集大成になる機会と位置付けています。

■部活動はありますか?

現時点では入学の段階で用意する予定はありませんが、もちろん入学後に、仲間たちとともに意欲をもって部活動や活動グループを立ち上げることは奨励します。
※一部の部活動は現在の明徳高校 矢田分校にて実施しており、そこへの参加も可能です。

■矢田分校の在校生との関わりはありますか?

カリキュラムは異なるため、授業での関わりは基本的には発生しませんが、2年生、3年生として同じ校舎に在籍していますので、学校生活での関わりは少なからず発生します。ぜひ多様な仲間との学校生活を楽しみにしていてください。

■図書館の本について、今後充実化の予定はありますか?

興味関心を伸ばし深めるために、書籍の効果はとても大きいものです。さまざまな書籍を揃える方法を検討しています。

■学食はありますか?

学食はありません。校内に食券機があり、登校後朝のうちに食券を注文すれば、昼には弁当が配達されます。学校の近くにはコンビニもあり、調達することも可能です。

また寮のミニキッチンで調理し、お弁当を持参することも可能です。

■公欠はとれますか?

個人で取り組んでいる活動の大会・試合などでの欠席は原則公欠扱いとし、学校としてもサポートしていく予定です。

■土日など学校が休みの日の食事はどうなりますか? 簡単な自炊はできますか?

休日は寮の食堂がお休みのため、各自で調理するか購入または外食することになります。

寮にはミニキッチンがあり、簡単な料理が可能です。また電子レンジ、湯沸かしケトルなど簡単な調理機器は寮の共有スペースに設置する予定です。

【寮について】

寮についての案内はこちらもご覧ください。

■全寮制ですか?通学圏内に住んでいても寮に住む必要がありますか?

100部屋の完全個室を備え、基本的に1、2年生には入寮していただくことを想定しています。
通学範囲内に実家があるという方については、自宅通学も認めますが、親元から離れて自律した生活を送るということも一つの主体性を身につける方法だと考えていますので、学校としては寮生活を推奨しています。

■個室の広さはどのくらいでしょうか?

1部屋4.5畳です。

■個室の設備は何がありますか?

ベッド、机・イス、クローゼット、室内用の物干し(ホスクリーン)を設置します。またWi-Fiも完備しています。
マットレス等の寝具、必要に応じて物干し竿はご用意ください。
寝具はリースも可能です。入寮契約時にご案内します。

※ランドリールームに有料の乾燥機を設置します。

■寮に共有スペースはありますか?

食堂や談話室では学生同士で交流いただけます。食堂には大型テレビも設置しています。

■寮での食事はどうなりますか?

平日は朝・夕の2食を寮の食堂で提供します。昼食は学校に設置してある食券機でお弁当の注文ができるほか、寮のミニキッチンで調理し用意することも可能です。

また、日曜日・祝日・第5土曜日には食堂がお休みのため、各自で調理するか購入または外食することになります。
寮のミニキッチンは6カ所あり、それぞれにコンロとシンクがあり、簡単な調理が可能です。また食堂には電子レンジ、電気ケトルなど簡単な調理機器を設置予定です。

■寮のお風呂は個室についていますか?大浴場ですか?また、温泉ですか?

温泉ではありませんが、男女それぞれに大浴場とシャワーブース(コインシャワー)があります。

■寮での男女のフロア分けはどうなりますか?

現状では1、2階が男子フロア、3階が女性フロアをメインで考えていますが、出願の状況によって調整する予定です。

男女が1フロアに混在する場合は、セキュリティを備えた仕切りを設置し、行き来ができない設計にします。

玄関は男女別になっており、寮内では食堂を含め男女それぞれ分かれて生活します。

■寮で自炊することはできますか?また3年生で寮を出るまでに、自炊のスキルを学ぶ機会はありますか?

ミニキッチンを使っての簡単な調理が可能です。
自炊については、ヒューマンディベロップメントプログラムの野外体験教育などでも実践する機会があります。

■寮から学校まで自転車通学は可能でしょうか?

可能です。寮、学校ともに駐輪場を設置しています。平坦な道で、自転車で15分程度の道のりです。

■地元や近隣に住居がある場合、寮に入らず通学することはできますか?

可能ですが、親元から離れて自律した生活を送るということも主体性を身につける一つの方法だと考えていますので、学校としては寮生活を推奨しています。

■寮にはFCI生以外の生徒もいますか?

はい、FCI生最大80名(令和6年度)の他に今治明徳学園の生徒(短大生など)も入居する可能性があります。

■個室に持ち込み可能な電化製品、難しい電化製品はありますか?

共有の設備として、電子レンジ・電気ケトル・洗濯機・乾燥機などはありますが、その他で必要なものがあれば、合計1,500Wまでなら個室への電化製品の持ち込み・使用が可能です。

■部屋に小さい冷蔵庫は置けますか?

可能です、なお個室で使用できる電力は合計1,500Wまでとなります。

■洗濯について、ランドリールームはありますか?

1~3階の各フロアに無料で使える洗濯機を設置しています。

■ランドリールームに乾燥機はありますか?

男女それぞれ使っていただけるよう、有料での乾燥機を設置しています。

■部屋に洗濯物を干す場所はありますか?

天吊りタイプの室内物干し「ホスクリーン」を取り付けています。物干し竿はご用意ください。

■寮生活で病気になった時の対応はどうなりますか?

体調不良等になった場合は、常駐の寮父・寮母が学園と連携いたします。通院するほどではない場合は、寮の個室で休んでいただきます。学校との連携のみならず、緊急を要するときの救急車の手配や保護者への連絡を寮父・寮母が対応いたします。

■寮生活で感染症などかかった場合、保護者の迎えは必要になりますか?

体調不良等になった場合は、まずは寮の個室で休んでいただきます。インフルエンザ等の場合も個室での療養となりますが、その際の生活は寮父・寮母および学校がサポートいたします。

【入学までの準備物について】

■パソコンなど、自身で準備するものはありますか?

授業ではAI教材を使用するため、タブレット端末のご用意をお願いします。

【学費・奨学金について】

■奨学生の募集は一度だけですか?

今年度に関しては一度限りの募集となります。


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